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16心リボンを使用した超多心光ケーブルおよび多心融着接続機を開発【古河電工】

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従来の12心リボンと比べて融着作業時間を25%削減

6,912心ローラブルリボンケーブル

 古河電工は7月30日、細径16心ローラブルリボンを実装した細径超多心6,912心光ファイバケーブル、多心融着接続機S124M16、および関連工具を開発したことを発表した。
 同社は「これにより融着作業時間の削減が実現され、大容量ネットワークの拡大に貢献する」としている。
背景
 データトラフィックの急激な増大に伴い、データセンタでは従来以上に早急な光ファイバネットワークの大容量化が求められている。2018年3月に製品化した6,912心ケーブルにより、従来の864心ケーブルを置き換えることで通信容量を8倍に拡大することが可能になったが、一方で超多心ケーブルは融着作業時間が長くなるという課題があった。

内容
 今回、直径200µmの細径光ファイバ16本を間欠的に接着させたローラブルリボンを用いることで、6,912心光ケーブルを開発した。さらに、200µm16心ローラブルリボンを融着接続するために最適化した多心光ファイバ融着接続機S124M16と関連工具を同時に開発したことで、従来の12心ローラブルリボンと比べてケーブル1本あたりの融着作業時間を25%削減することが可能になった。

ローラブルリボンの比較イメージ


新開発の多心融着接続機と関連工具