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「ソフトバンク5Gコンソーシアム」の参画企業・団体が決定

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 ソフトバンクは、6月1日に設立した「ソフトバンク5Gコンソーシアム」について、7月5日時点での参画企業を発表した。
 参画企業・団体数は、設立から約1カ月で、「ワーキンググループ」のメンバーが45社、「5Gコンソーシアム会員」が544社・団体となった。今後も「5Gコンソーシアム会員」を中心に、参画企業を引き続き募集する予定だ。

 「ソフトバンク5Gコンソーシアム」は、ソフトバンクと様々な領域の事業会社や5G関連パートナー、外部有識者などが連携して、各業界の課題を解決する5Gソリューションの実証実験と商用化に向けた開発に取り組み、5Gの社会実装の加速をめざすものだ。「ワーキンググループ」と「5Gコンソーシアム会員」の二つから成り、「ワーキンググループ」は、さまざまな領域の事業会社や5G関連パートナーがメンバーとして参加する他、アドバイザー(外部有識者)が協力し、それぞれの知見を生かして実証実験などを推進する。「5Gコンソーシアム会員」は、5Gの導入を検討する企業や自治体などが参画し、「ワーキンググループ」の最新情報を受け取れる他、各種イベントへの参加が可能で、5Gの活用に関する理解を深めることができる。
 「ワーキンググループ」のメンバー一覧は下記の二点。(2021年7月5日時点)

事業会社の一覧。各カテゴリにおける実証実験のテーマの例は、一部検討中の内容も含む。また、記載がないものは現在検討中。


5G関連パートナーの一覧。

 「ワーキンググループ」では、アドバイザー(外部有識者)がそれぞれの専門知識や知見を基に助言を行う。各アドバイザーからのコメントは下記の通り。(五十音順)

東京大学 医学系研究科 教授 大江 和彦氏
「医療の世界でも5Gを活用したデジタル診療や医療情報を活用した実験が始まっている。『ソフトバンク5Gコンソーシアム』の取り組みを通して、次世代の通信ネットワークである5Gをプラットフォームとした革新的なサービスやプロダクトが数多く生み出され、5Gが医療を含めた幅広い分野に活用されていくことを期待している」

ローランド・ベルガー パートナー 小野塚 征志氏
「5Gによりヒトやモノの現況をリアルタイムで把握できるようになれば、自動運転やロボットといった先進技術の実用性が高まるだけではなく、シェアリングやマッチングによるリソース活用の最適化も進むはずだ。『ソフトバンク5Gコンソーシアム』が、その快適でサステナブルな未来を創造するための基盤になると期待している」

東京大学 生産技術研究所 教授 野城 智也氏
「5Gは、さまざまな場で情報生成や処理の密度、精度を飛躍的に向上させ、新たな結びつきによる新たな価値を創成していく可能性を持っている。『ソフトバンク5Gコンソーシアム』を通して、そうした場と可能性の掘り起こしをお手伝いしていきたいと思っている」

日本ユニシス株式会社 常務執行役員 八田 泰秀氏
「『ソフトバンク5Gコンソーシアム』の取り組みを通し、ヘルスケア領域をはじめ、さまざまな分野で革新的なサービスやプロダクトが数多く生み出され、社会実装を加速し、人々の役に立つことを心から期待している」

 ソフトバンクは「パートナー企業と共創して、様々な業界の課題を解決する5Gソリューションの実証実験および商用化に向けた開発に取り組む。また、5Gの普及と様々な産業における課題解決を図り、SDGs(持続可能な開発目標)への貢献をめざす」との考えを示している。

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