三井情報とWG2、プライベートネットワーク事業の戦略的パートナーシップの覚書を締結
DX/IoT/AI 無料フルマネージドSaaS型モバイルコアでローカル5Gなど自営網市場の牽引を目指す
三井情報とWorking Group Two(以下、WG2)は6月1日、国内におけるプライベートネットワーク(自営網)の導入を加速させるためにSaaS型モバイルコアの提供に向けた戦略的パートナーシップの覚書を締結したと発表した。(情報提供:共同通信PRワイヤー)
両社はデジタルを活用した新規ビジネス創出の加速に向け、三井情報が持つ無線ネットワークの知見とWG2が持つSaaS型モバイルコアの技術を組み合わせ、自営網市場の牽引を目指すという。
国内では自営等BWAやローカル5G等の制度普及により、自社で構築した通信網をビジネスへ活用する機運が高まっている。しかし、自営網の導入にはコストの高止まり、無線局免許の取得や無線基地局、コアネットワーク等の設計・構築において専門知識が必要であることが課題になっている。これらの課題を解決するために両社は次の価値を提供する。
- 無線局免許の取得から自営網の運用管理までをワンストップで支援
- WG2はコアネットワークにWebスケールIT手法を活用し、事業者が抱えるコスト・運用課題を解決
- 事業者によるプライベートネットワークを活用した新規ビジネスの創出を支援
- 三井情報はWG2の SaaS 型モバイルコアをインテグレータにも提供し、自営網市場の拡大へ貢献
三井情報は無線ネットワーク全般の知見を有し、WG2は運用管理・コスト面で圧倒的なメリットを提供するSaaS型のモバイルコア開発に強みを持っている。今回の戦略的パートナーシップ締結により、両社のナレッジを組み合わせて事業者のプライベートLTE/ローカル5G等を活用した新たなビジネス創出を支援していくという。