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シスコ、ハイブリッドワーク支援特別プランを発売

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40名分のライセンス購入で、全従業員にCisco Webexの全機能を提供

 シスコシステムズ(以下、シスコ)は5月31日、ハイブリッドワークを支援するための新しいCisco Webex Meetingsライセンス体系『小さく始めて、大きく備える ~ハイブリッドワーク支援特別プラン~』の販売を開始した。
 日本においても新型コロナワクチンの接種が開始され、人々が徐々にオフィスに戻っていくことが予想される。しかし、テレワークに関する様々な調査が示すように、多くの従業員が今後もテレワークの継続を希望し、テレワーク環境の有無が就業する企業選びの基準のひとつになるなど、働き方に関する考え方は大きく変化した。政府においてもデジタル庁が今年9月に新設され、テレワーク普及を含むデジタル改革が加速するなか、これからの働き方は、オフィスとテレワークを適宜使い分け、社員が働く場所を選択できる『ハイブリット型』へとシフトしていく。
 また、非対面でのコミュニケーションを可能とするコラボレーションツールの活用は、新しい生活様式により深く組み込まれ、オンライン会議だけでなく、商談、店舗での接客、イベント、さらには自然災害やコミュニケーションツールのバックアップなど緊急時のBCP対策まで、その用途がますます拡大していくことが見込まれる。このようにコラボレーションツールを多目的に利用するためには、限られた従業員だけでなく、従業員全員が必要な時にオンライン会議を設定できるようになるほか、チャットやメッセージなどの多様なコミュニケーション手段を適材適所で使い分けることが不可欠になってくる。
 シスコでは、企業や組織がより容易に幅広くコラボレーションツールを利用できるよう、初年度の導入費用を抑え、40人分のライセンス購入で、全従業員がオンライン会議、チャット、メッセージ、ビデオ通話など、Webexのコラボレーションの全機能を利用できる、新しいCisco Webex Meetingsのライセンス体系『小さく始めて、大きく備える ~ハイブリッドワーク支援特別プラン~』を提供する。このプランには、最近急激に需要が増えている、イベントとトレーニングを主催するライセンスも含む。

『小さく始めて、大きく備える ~ハイブリッドワーク支援特別プラン~』に含まれる代表的なライセンス
Webex Messaging : チャット、ファイル共有 / 社内外の日常のコミュニケーション
Webex Meetings :オンライン会議 / 社内外の会議、商談、面接など
Webex Events : ウェビナー / 大規模カンファレンス、株主総会などIR
Webex Devices 用ライセンス / Ciscoハードウェアの運用管理、クラウドへの安全な接続

 従業員数が50名、100名、1,000名でも、人数に関わらず40名分のライセンスの購入で全従業員がWebexを利用できるプラン。例えば、従業員数が1,000名だった場合、初年度の導入費用は1名あたり月額でコーヒー1杯分くらいの価格になる。
1,000ライセンスを40人分のライセンス費(参考価格)で割って算出。契約時の金額はシスコパートナーに相談。
 次年度費用は更新前3か月間のアクティブユーザ数の平均が契約数となる。

導入イメージ

 Cisco Webexは堅牢なセキュリティを兼ね備え、高いレベルのセキュリティを重要視する、日本を含む世界各国の政府機関、主要金融機関で採用されている。セキュリティの3大原則である、機密性、安全性、可用性が守られるサービスであるかどうかが判断基準になる、金融情報システムセンター(FISC:The Center for Financial Industry Information Systems)が定める「最新版FISC安全対策基準第9版」に準拠している。