リアルタイムでのオンデマンド運行管制の実証実験を開始【三菱電機】
DX/IoT/AI 無料MaaSの社会実装に向けて、車両運行業務の省力化と利用者の利便性向上を両立
三菱電機は3月18日、MaaSの社会実装に向けたオンデマンド運行管制の実証実験を同社の神戸製作所(兵庫県神戸市)で3月22日に開始すると発表した。
実証実験では、製作所内で運行する自動走行車両の運行ダイヤや運行ルートを、利用者の乗車申込状況に応じてリアルタイムかつ柔軟に変更する全自動の運行管制技術の確立を図り、車両運行業務の省力化と利用者の利便性向上を両立させる交通サービスの実現を目指す。
運行管制技術の特長
複数車両への配車・運行指示の自動化で、運行業務の省力化を実現:自動走行車両への運行指示や、停留所端末への配車情報配信を全自動化し、管制員・運転員を必要としない運行を実現。
状況変化に応じたリアルタイムオンデマンド運行管制で、利用者の利便性を向上:路線バスのような運行・利用形態を基本とした交通サービスに対し、乗車申込数や目的地などの状況に応じた運行便数の増減や運行ルートの柔軟な変更をリアルタイムに実施することで、待ち時間や移動時間を短縮し、利用者の利便性を向上。
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