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コーニング、2020年通年の業績を発表 すべてのセグメントで成長を遂げた堅調な第4四半期を強調

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 コーニングは1月27日、 2020年第4四半期(10-12 月期)の業績を発表した。(抄訳は日本法人が1月28日に発表。当サイトではオプティカルコミュニケーション部門の情報をピックアップする)

 コーニングの会長兼CEOであるウェンデル P. ウィークス氏は「各事業が前年同期比で売上と利益を伸ばし、第4四半期は素晴らしい業績だった」とし、「世界がパンデミック、経済の不確実性、社会不安に対処したため、2020年は非常に困難な年だった。年間を通じて、私たちはお客様へのサービス提供、戦略的優先事項の実行、および従業員の保護に重点を置いてきた。売上高の伸びは勢いを増し、下半期に利益率を拡大し、かなりのフリーキャッシュフローを生み出した。人材とテクノロジーへの投資は、主要市場全体での深い関連性とともに、『より多くのコーニング』の機会を生み出している。私たちは会社を強化し続け、従業員、地域社会、顧客、株主に引き続きコミットしていく。人々の安全を守り、社会がパンデミックの課題に取り組むのに役立つ、人々の暮らしを変えるテクノロジーを生み出していることを誇りに思っている」とコメントを出している。

 コーニングはオプティカルコミュニケーション部門について「顧客が増大する帯域幅要件をサポートするために支出を増やすにつれて、成長に戻り、成長が続くと予想している。2020年、コーニングは5Gの展開を加速するのに役立つ新しい革新的なソリューションを発表した。コーニングは、ファイバネットワークを近隣地域や企業に接続するコンパクトで設置が簡単な端末を備えたEvolv 5G対応接続ソリューションを発売した。オペレータは、大幅な設置コスト低減と迅速な展開により、各ターミナルサイトで最大500USドルを節約できる。コーニングは、ベライゾンと協力することにより、企業顧客向けに 5Gミリ波の屋内展開を可能にしている。さらに、コーニングはクアルコムテクノロジーズと協力して、5G対応設置が簡単、手頃な価格の屋内ネットワークを提供し、またエナーシスと協力して、スモールセルワイヤレスサイトへのファイバと電力の提供を簡素化に取り組んでいる」としている。

オプティカルコミュニケーション部門の第4四半期の売上高は9億7600万USドルで、キャリア事業とエンタープライズ事業の両方が好調で、前四半期比で 7%増加、前年同期比で 8%増加した。第 4 四半期の純利益は1億4,100万USドルで、出荷量の増加と良好なコストパフォーマンスにより、前四半期比で23%増加、前年同期比で127%増加した。経営陣は、顧客が光ネットワークへの投資を増やすにつれて、2021年にオプティカルコミュニケーション部門が成長すると予想している。