デジタルを駆使し、企業と社会のデジタル変革を支援~すべての人にインクルーシブな未来を~【シスコシステムズ】
テレコム 無料シスコシステムズの代表執行役員社長である中川いち朗氏は1月4日、年頭所感を発表した。全文は次の通り。
謹んで新年のご挨拶を申しあげます。
お客様、パートナー企業をはじめ多くの皆様方には、格別のお引き立てを賜り、深く感謝を申しあげます。
社長就任後、初めての新春を迎えました。2022年はシスコジャパン設立30周年です。一年前の社長就任時にお伝えした通り、シスコをネットワークの会社、インフラの会社から、「企業のビジネスを、そして社会のインフラを変える会社」、「未来への架け橋になる会社」に大きく変わる1年にしたいと考えています。
新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちの価値観や社会のあり方に大きな変化をもたらしました。世界的に急速なデジタルシフトが起き、日本においても、テレワークや遠隔教育、遠隔医療など、ネットワークとデジタルテクノロジーを活用したデジタルトランスフォーメーションが加速しています。日本政府もデジタル庁を新たに発足させ、官民一体となって日本社会のデジタル化を進めようとしています。
シスコジャパンは2022年度を初年度とする3カ年の新たな成長戦略(Cisco Japan Project Moonshot)を策定しました。製造、金融、流通サービス、公共をはじめ業界別のデジタル変革(DX)支援に注力するほか、シスコの戦略的投資プログラム「カントリー デジタイゼーション アクセラレーション」をバージョン2.0へと進化させ、行政、医療、教育など社会インフラの高度化、日本の持続的な経済成長と安心・安全、サステイナブルな社会の実現に、One Ciscoとして貢献して参ります。
「すべての人にインクルーシブな未来を実現する」 これはシスコのパーパス、存在意義です。「インクルーシブ」という、「誰もが分け隔てなく受け入れられ、認められていると実感できる状態」をデジタルで実現することがシスコの使命です。デジタル化の恩恵を受ける人々と受けづらい人々の格差を解消し、誰ひとり取り残されない社会。ニューノーマル時代の今こそ、こうした社会を実現するチャンスです。シスコはこれからも、パートナー企業と新たな価値を共創し、日本の企業そして社会のデジタル変革に貢献してまいります。
本年も、一層のご高配を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。