ローカル5G(4.7GHz帯)無線局免許の申請【NTT西日本】
DX/IoT/AI 無料NTT西日本は12月18日、社会課題の解決や産業のDX化の推進に向けてローカル5Gを活用した様々な技術検証、フィールド実証、新たなサービスの検討を加速させるためにローカル5G(4.7GHz帯)の無線局免許を申請した。NTT西日本を主体としてローカル5Gの免許申請を行うのは、今回が初となる。
背景
NTT西日本はソーシャルICTパイオニアをビジョンに掲げ、アフターコロナでのリモート社会の進展、社会活動・価値観の変化を見据え、「ライフ」「タウン」「インフラ・エネルギー」「ファクトリー」等の10分野で企業や自治体、地域社会のスマート化の貢献をめざすSmart10X戦略に取り組んでいる。
ローカル5Gは、5Gの特徴である「大容量」「超低遅延」「多数同時接続」に加えて、自治体や企業がそれぞれのニーズに合わせて自営で運営することのできる産業DX化のドライバーとして注目されており、NTT西日本ではローカル5G(28GHz帯)を先行活用して、地域の製造事業者や自治体と連携して実証実験などを進めてきた。
同社は「この度、新たに申請可能となったローカル5G(4.7GHz帯)に関して、無線局免許を申請し、これまでの先行取組みで得たノウハウを活用し、現在建設中の新本社ビル(大阪・京橋、2021年10月竣工予定)において、新たな社会課題解決に資するサービスの開発や共創に取り組む」との考えを示している。
申請概要
免許申請:ローカル5G(4.7GHz帯)
申請日:12月18日(金)
設置場所:大阪府大阪市都島区東野田町4丁目15-82
NTT西日本 新本社ビル建設予定地及び周辺施設(新京橋ビル・新研修棟・PRISM)
今後の予定
NTT西日本新本社ビルおよび周辺地域にて、ローカル5Gの様々な有用性や利活用方法を検証し、地域の活性化や発展に貢献できるようすすめていく。
- 社会課題解決に向けたパートナー企業との共創の場やデモ・検証への活用
- ニューノーマル時代の新しい働き方をめざした新本社ビルへの活用
- 新本社ビル建築現場における現場作業のDX化(安全性向上や効率化等)の推進への活用 等