アイ・エム・シーがarQanaと販売代理店契約を締結
モバイル/無線 無料SWaP-Cを抑えたマイクロ波およびミリ波アプリケーション向けソリューション
アイ・エム・シーは、シンガポールのarQana Technologies(アルクァナテクノロジーズ:以下、arQana)と販売代理店契約を締結し、12月1日よりarQana社製品の販売を開始した。
2014年シンガポールに設立および本社を置くarQanaは、R&Dを2拠点(ベルギー、台湾)保有するファブレスとして、マイクロ波およびミリ波アプリケーション向けの集積回路、モジュールおよびサブシステムを設計開発している。同社の製品範囲は、パワーアンプ、ドライバアンプ、低ノイズアンプ、ワイヤレスインフラストラクチャ、航空宇宙、防衛、衛星通信業界のフェーズドアレイアンテナシステムソリューションを対象とするスイッチ、減衰器、移相器などの制御コンポーネントで構成されている。
設立6年を経てGaAs、GaN、SiGe全製品の評価ボードを確保。ISO9001認定施設を保有しており、主にLEO衛星通信地上局(Ka、Ku帯)用及びPhased Array Radar(S、X 帯)用に量産開始するほか、2021年より5G(Sub-6)向け製品(フロントエンドモジュールを含む)を随時リリース予定。DSP Valley、SCF(Small Cell Forum)に名を連ね、SWaP-C(サイズ、重量、電力、コスト)を抑えたソリューションを提供すべく、日本市場に上陸する。
製品ライン
・パワーアンプ
・ローノイズアンプ
・スイッチ
・ミキサ
・ドライバアンプ
・アンプ
・アッテネータ
・フェーズシフタ