DDS、日本HPのGIGAスクール対応Chromebookを多要素認証化
DX/IoT/AI 無料児童生徒向けQRコード認証から教職員向け二要素認証まで幅広く対応
指紋認証を始めとした様々なセキュリティ・ソリューションを提供するディー・ディー・エス(以下、DDS)は8月20日、「万能認証基盤 Themis(テミス)」と、日本HPが提供するGIGAスクール構想に対応するChromebookを連携させ、QRコードをカメラにかざすだけでログイン可能な機能の他、顔認証機能を提供し、教育現場で利用するPCのセキュリティと利便性の強化に向け、協力して推進していくことを発表した。(情報提供@Press)
日本HPは6月にクラムシェル型の「HP Chromebook 11A G8 EE」と、コンバーチブル型の「HP Chromebook x360 11 G3 EE」を発表しており、今回DDSは、この2モデルに対して多要素認証ソリューション「Themis」との連携を実現した。これにより、児童生徒へはQRコードをカメラにかざすだけの簡単ログインを、教職員には「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」に示される重要データの漏えい防止が期待できる顔とパスワードなどによる二要素認証を提供し、学習端末利用のしやすさと、端末利用時のセキュリティ向上を同時に実現する環境を提供する。
DDSは「ThemisはWindows OSにも対応しており、日本HPのWindows 10 Pro Educationを採用するモデルにも対応し、GIGAスクール構想に向けた各自治体の対応をサポートしていく」としている。
なお、同発表においてDDSの2020年12月期の連結業績に与える影響は軽微とのことで、既に発表済の2020年12月期の連結業績に織り込み済みのため、変更はないという。
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