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世界最小・最軽量・最大接続補強回数の超小型融着接続機 TYPE-201+ 販売開始【住友電工】

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小型融着接続機TYPE-201+
(搬送ガイド装着時)

 住友電気工業(以下、住友電工)は7月14日、世界最小・最軽量の超小型融着接続機に大容量バッテリーやLED照明、作業性向上の新機能を搭載した「TYPE-201+」を8月より販売開始すると発表した。
 「TYPE-201+」は、小型融着接続機「TYPE-201e」の後継機種として、世界最小・最軽量・衝撃に強い防塵防滴構造はそのままに、新機能を加えた製品。

「TYPE-201+」の特長

世界最大接続補強回数:大容量バッテリーと省電力設計により、接続補強200回(同社従来機比2倍)。低温環境下での融着作業回数が大幅に向上する。

LED V溝照明搭載:光ファイバを載せるV溝に照明機能を搭載。暗い場所でも操作が容易になった。

ドロップ融着補強時間世界最速:加熱補強機に冷却ファンを内蔵、補強時間95秒(冷却時間込み)と世界最速。収納作業が即可能だ。また、ドロップ搬送用クランプを搭載し、作業中の断線及び捻じれを防止。単心ファイバや0.5mm心線4心一括接続など様々な場面で活躍する。

作業性向上:吊下げでの融着作業を可能として、吊下時でもクランプ類は自重で閉じない構造となっている。これにより、架空、軒下での作業性が大幅に改善された。

TYPE-201+の主な製品仕様

(左)超小型融着接続機 TYPE-201+、(右上)ホットジャケットリムーバJR-6+、
(右下)ハンディ光ファイバカッタFC-8R。

 テレワークの定着化、遠隔医療、オンライン授業などの浸透に伴い、今後もますます高速・大容量・低遅延な通信ネットワーク網構築が求められてる。住友電工グループは「さらに容易な作業性や信頼性の確保、機能性・拡張性の向上など、お客様のニーズに応える製品を開発、提供することで、通信ネットワーク網構築に貢献していく」との考えを示している。
 また、同社は融着接続機のみならず、低損失な融着接続の実現には欠かせない関連工具の開発・販売も行っている。4月に販売を開始した「ホットジャケットリムーバ JR-6+」、および従来から高評の「ハンディ光ファイバカッタFC-8Rシリーズ」を「TYPE-201+」と合わせて使用することで、融着接続作業の効率化、品質向上を実現できる。