Chunghwa Telecom、台湾で商用5Gを開始【エリクソン】
モバイル/無線 無料エリクソンは7月1日、台湾のChunghwa Telecom(CHT)が、エリクソンの5G RANおよびコアネットワークソリューションを使い5Gネットワークの商用運用を開始したことを発表した。CHTはこの台湾初の商用サービスを、6月30日に開始しているという。
エリクソンは3月にCHTの5Gサプライヤに選定されている。エリクソンは、Ericsson Radio Systemの5Gノンスタンドアローン技術をCHTの3.5GHzと2.1GHz帯に展開している。また、エリクソンはCHTの5Gコアネットワークの単独サプライヤだ。
モバイルユーザにモバイルブロードバンドの強化版を提供することに加え、CHTは産業向けの5Gアプリケーションの開発も行っている。ユースケースには、企業向けのプライベートネットワーク、企業向けAR、スマート交通、スマート救急車・リモートケア、スマート機器検査、スマートメーターなどがある。
CHTのネットワークは、25か国に展開されているエリクソン装置を使用した5Gライブネットワークの42番目のネットワークになる。エリクソンは現在、世界でそれぞれ異なる事業者と95件の商用5G契約を結んでおり、そのうち55件が公表されている。
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