中国地域初のローカル5G用無線局の予備免許を取得【ひびき精機】
DX/IoT/AI 無料 ひびき精機は6月26日、ローカル5G用無線局の予備免許を中国地域で初めて取得した。(情報提供:PRタイムス。7月1日)
同予備免許の取得は、4月23日に締結された、ひびき精機とNTT西日本との「スマートファクトリー実現に向けた、ローカル5Gの共同実験協定」に基づく取組となる。
免許取得に至った背景
ひびき精機は、業務の効率化および生産性向上のために、生産管理システムを自社開発し運用するなど、デジタルトランスフォーメーションを推進し、スマートファクトリー実現に向けて日々取り組んでいる。
6月には、将来的な無人工場をめざして、IoTやAI技術を導入予定の新たな工場を建設した。無人工場を実現させていくためには、工場内の稼働状況を把握するための高精細カメラでの遠隔監視や、多数のIoT機器接続によるデータ取得・管理、また遠隔地から機械を制御するための「高速・大容量」「多接続」「低遅延」のネットワークが必要になる。
ひびき精機は「ローカル5Gは、『高速・大容量』『多接続』『低遅延』の特徴をもっており、無人工場の実現のためのネットワークとして適していると考え、今回の免許取得に至った」としている。