any-to-anyのグローバル接続を低コスト且つ迅速に実現

　Coltテクノロジーサービスは6月4日、Colt Ethernet VPNサービスの機能拡張を行い、any-to-anyのグローバル接続の提供を開始することを発表した。

　Colt Ethernet VPNサービスは、業界最高クラスのレイヤ２接続サービスであり、世界各地に拠点を持つ企業は、柔軟でスケーラブルな方法で、ビジネス拠点間の接続をany-to-anyのグローバルネットワークで構成することができる。さらに、帯域幅が最大40Gbpsまで拡張可能で、様々なビジネスアプリケーションの要求に応えるマルチサービスクラス（CoS）オプションも利用できるようになる。

　昨今、デジタル・トランスフォーメーションに取り組む企業が多くのワークロードをクラウドに移行させているため、データの流通量が爆発的に拡大している。さらに、5GやIoTテクノロジーなどの進化に伴い、信頼性の高い広帯域接続への需要が高まっている。膨大な量のデータを伝送するキャリアプロバイダやOTTサービスプロバイダなどの企業にとって、広帯域（最大10Gbps）且つ低遅延で、容易にany-to-any接続を実現できるColt　Ethernet　VPNサービスは特に有益だ。同サービスは、世界の29,000以上の商用ビル、900以上のデータセンタや、世界中にある数百のネットワーク接続ポイントを100Gbpsの通信回線で構築・最適化したインテリジェントネットワークであるColt IQ Networkを基盤としている。

　ColtのEthernet VPNサービスを活用する事で、世界各地に拠点を置くグローバル企業は、any-to-anyの論理的接続形態で各拠点を低コストで接続することができる。また、10営業日以内でのデリバリーが可能なため（※）、コストだけでなく時間も削減することができる。
※：10営業日でのデリバリーは主要データセンタでのみ可能。

　Coltテクノロジーサービス アジア代表兼日本法人代表取締役の星野真人氏は「Coltは、信頼性の高いセキュアなネットワークが、お客様の事業拡大にとって極めて重要であると理解している。お客様のビジネス拠点をグローバル規模で効率的に接続する、セキュアな広帯域ネットワークサービスを提供するため、当社は市場での需要を綿密にモニタリングしながら、拡張戦略に積極的な投資を行ってきた。今後も、最新のテクノロジーを導入し、最高のサービスをお客様に届けていく」とコメントを出している。