ホットジャケットリムーバJR-6+

　住友電気工業（以下、住友電工）は4月10日、従来の「テープ被覆厚0.4mm」に加え、「間欠テープ心線」および「テープ被覆厚0.2mm」に対応した、ホットジャケットリムーバJR-6+を4月より新しく販売開始したことを発表した。

　ホットジャケットリムーバは、光ファイバ同士を融着接続する際、光ファイバのガラス部分を露出させるため、被覆を除去する製品。これまで販売していた「ホットジャケットリムーバJR-6」の後継機種として、今回、「JR-6+」を販売開始した。
　同製品は、ヒーター設計および機構を刷新することで、世界最速加熱３秒、間欠テープ心線被覆除去性能向上、データセンタなどで使用される超多心光ケーブル用テープ被覆厚0.2mmへの対応を実現した。

　従来機から評価の高い操作性や衝撃に強い構造、IPX1相当の防滴設計はそのままに、厳しい使用環境下でも安心して使用できる。また、被覆除去刃の交換はユーザ自身で簡単に交換することが可能となっている。
　住友電工グループは「今後も超多心光ケーブルの需要増加に伴う光ファイバの高密度収納と最適な配線の実現、さらに容易な作業性や信頼性の確保、機能性・拡張性の向上など、 顧客ニーズに応える製品を提供していく」としている。