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NTT東日本、Cisco SD-WANソリューションを採用し、企業向け「Managed SD-WAN」サービスを提供【シスコ】

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仮想化技術で最適化された閉域ネットワークにより、運用負荷の軽減を支援

 シスコシステムズ(以下、シスコ)は3月31日、NTT東日本の企業向け閉域VPNサービス「Managed SD-WAN」にCisco SD-WAN powered by Viptelaソリューションが採用されたことを発表した。
クラウド利用の拡大や働き方改革の推進など、企業を取り巻く事業環境が急速に変化する一方で、IT人材の不足や管理コスト増大という課題も顕在化してきている。
 今回、NTT東日本は、企業が直面するICT課題を解決するため、グローバル市場で豊富な実績を持つCisco SD-WANソリューションを採用し、今年7月より企業向け閉域VPNサービス「Managed SD-WAN」の提供を開始する。各主要構成要素は、SD-WANコントローラをはじめ、CPEとしてCisco ISR1100シリーズルータ、仮想CPEとしてCisco CSR1000v、またManaged SD-WANサービス基盤としてCisco NFV Infrastructure(NFVI)を含む。これらの製品・技術により、高い安全性と柔軟性を備え、ゼロタッチプロビジョニングで最適化されたネットワークの提供が可能となる仮想化プラットフォームが構築されている。
 また、シスコのカスタマーエクスペリエンス部門は、キャリアクラスのNFV Infrastructureによる「Managed SD-WAN」基盤の設計、導入、運用を支援している。
 「Managed SD-WAN」のシスコ製品・技術の選定において、仮想サーバプラットフォーム、物理ネットワークに至るまで、ソフトウェア・ハードウェア全般の保守運用を網羅する、シスコの包括的かつ一元的な対応・支援体制が評価されたという。
 シスコは、NTT東日本との強力なパートナーシップに基づき、世界最高水準のネットワークを基盤としたサービス提供を行い、企業の業務の効率化を目指していくとしている。

 東日本電信電話 代表取締役副社長 澁谷 直樹氏は「当社は、ICT活用による社会的課題の解決と、社会のデジタルトランスフォーメーションの進展に取り組んできた。この度、企業の課題である働き方改革、セキュリティ対策、人手不足等を解消すべく、Cisco SD-WANソリューションを採用したサービスを創出できたことを大変嬉しく思う。今後も高いネットワーク品質で安心・安全で最適化されたサービスの提供を通じて地域社会の課題を解決する取り組みに尽力していく」とコメントを出している。

 シスコシステムズ 副社長 情報通信産業事業統括 中川 いち朗氏は「NTT東日本との協業拡大により、企業の業務効率化とイノベーションの加速を支援する閉域VPNサービス『Managed SD-WAN』を開始できることを大変嬉しく思う。市場の変化に迅速に対応できる機敏性が求められる現在の環境下において、『Managed SD-WAN』サービスが日本の企業が事業戦略やクリティカルな業務に注力できる環境構築をサポートできるものと確信している。NTT東日本と共に、シスコは引き続き、日本市場における高信頼性・高品質なネットワークサービスの拡充を図っていく」とコメントを出している。