協和エクシオは3月24日、新組織「IOWN推進室」を4月1日付でICTソリューション事業本部内に設置すると発表した。NTTが中心となり2030年の実現を目指すIOWN構想を踏まえ、これまでの概念を超えたイノベーションにより、現代社会に続くスマートな世界を関係パートナーとともに築いていくための取り組みを実施するという。

　IOWNは主に、ネットワークだけでなく端末処理まで光化する「オールフォトニクス・ネットワーク」、サイバー空間上でモノやヒト同士の高度かつリアルタイムなインタラクションを可能とする「デジタルツインコンピューティング」、それらを含むさまざまなICTリソースを効率的に配備する「コグニティブ・ファウンデーション」の3つで構成される。
　新組織「IOWN推進室」では、主に「IOWN Global Forumへの参画」を始め、短期的には「NTTなどが進めるプレIOWNなどの取り組みでの協業を推進」、中長期的には「次世代コミュニケーション基盤に必要な先進技術の実証・調査活動」をミッションに掲げ、取り組んでいくという。