上り/下り最大概ね10Gbpsの「フレッツ 光クロス」を4月より提供開始【NTT東西】
テレコム 無料NTT東日本および、NTT西日本は2月18日、これまでの光ブロードバンドサービス「フレッツ 光ネクスト」に加え、通信速度が上り/下り最大概ね10Gbpsの「フレッツ 光クロス」(FTTHアクセスサービス)を4月1日より提供を開始すると発表した。
提供の背景
昨今、高精細4K・8K映像といった映像コンテンツの高品質化、オンラインゲームやxR(VR,AR,MR)技術を用いた新たな体験の広がり等により、ユーザが大容量データ通信を必要とするサービスをご利用される機会が増加している。また、2020年度からモバイル事業者による第5世代通信(5G)が本格提供されることにより、モバイル通信の高速化が見込まれることに加え、Wi-Fi6の登場による家庭内無線LAN環境についても高速化が見込まれるため、固定通信における通信速度の高速化の要望が増々高まる状況となっている。このような、ユーザからの高速・大容量通信のご要望にお応えすべく、これまでの通信速度最大概ね1Gbpsサービス「フレッツ 光ネクスト」に加え、新たな高速光アクセスサービスとして「フレッツ 光クロス」を提供する。
サービス概要
同サービスは、加入者光ファイバを複数のユーザで共用し、ユーザが契約するISP事業者等へ上り/下り最大概ね10Gbps※1の通信速度で接続するベストエフォートサービス。 なお、同サービスは光コラボレーションモデルの対象サービス※2だ。
また、同サービスの提供開始に合わせて、最新の高速無線LAN規格「Wi-Fi6」に対応した「フレッツ 光クロス対応レンタルルータ」を提供する。これによりスマートフォンやタブレット端末等による無線接続でのインターネットも、より快適に利用することが可能だ。
※1:最大概ね10Gbpsとは、技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではない。同技術規格においては、通信品質確保等に必要なデータが付与されるため、実際の通信速度の最大値は、技術規格上の最大値より十数%程度低下する。また、ユーザの利用環境(端末機器の仕様など)や回線の混雑状況などにより大幅に低下することがある。
※2:光コラボレーションモデルとは、光コラボレーション事業者が提供するFTTHアクセスサービスを指す。
※3:NTT西日本は、フレッツ 光クロス ファミリータイプとして提供。
※4:PPPoE方式については、準備が整い次第提供予定。
※5:インターネットを利用するためには、IPoE方式に対応したプロバイダ契約が必要となる。詳細は各ISP事業者に確認。
※6:オプションサービスを利用するには別途契約が必要。
※7:機器仕様上の最大値。Draft IEEE802.11ax以外にも、IEEE802.11a/b/g/n/acでの接続も可能だ。なお、ユーザが利用するWi-Fi対応機器は、IEEE802.11a/b/g/n/ac・Draft IEEE802.11axのいずれかに準拠している必要がある。
※8:「フレッツ・VPNワイド」「フレッツ・VPNプライオ」「ひかり電話」等は利用できない。
提供の概要
NTT東日本:NTT東日本東京23区の一部より順次拡大(足立区、杉並区、江戸川区、練馬区、世田谷区、葛飾区、大田区、板橋区の一部から提供開始予定)
NTT西日本:NTT西日本大阪市および名古屋市
※9:代表的な工事の例であり、工事の内容によって工事費が異なる場合がある。また、追加工事等の費用については、所定の工事費が加算される。初期工事費については、分割払いと一括払いを選択できる。
※10:ユーザの申し込み状況によって、別途、基本工事費4,500円(税込 4,950円)が必要となる場合がある。
※11:NTT東日本のみ対象。NTT西日本に機器設定を申し込む場合は、セットアップサービス、もしくは訪問サポートサービスを申し込む必要がある。
※12:ユーザの設備状況等により、申し込みから利用開始までの期間は異なる。