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100Gbps光トランシーバがCumulus Linuxのハードウェア互換リストに掲載【 WaveSplitter】

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 ウェーブスプリッタ・ジャパンは12月18日、ウェーブスプリッタ・テクノロジーの100Gbps光トランシーバ製品が、Cumulus Networks社のCumulus Linux互換ハードウェア製品リスト(Hardware Compatibility List)に掲載されたと発表した。

 Cumulus Networks社が開発したCumulus Linuxは、主にデータセンタなどで用いられる高性能LANスイッチ(ホワイトボックススイッチ)上で動作するネットワークOS。国内でも多数の導入実績があり、ホワイトボックススイッチ用ネットワークOSとしてはトップシェアを誇る。
 ハードウェアとOSを独立して購入するサーバ装置と同じように、ネットワーク機器においてもハードウェアとソフトウェアを分離して選択できれば、機器構成の自由度が高く、従来よりも低いコストで高機能ネットワークを実現する事が可能となる。
 しかしながら、こうしたシステムではハードウェアとソフトウェアの互換性確認が、導入時の障壁となる。そこでCumulus Networks社では、自社製ソフトウェアCumulus Linuxと各種ハードウェア製品の互換性評価を独自に実施し、その結果をハードウェア互換リストとして、自社のWebサイトで広く公開している。

リストに掲載されたウェーブスプリッタ・テクノロジーの100Gbps光トランシーバ製品。ウェーブスプリッタ・ジャパンは「これにより、ホワイトボックススイッチを活用したネットワークの構築が加速する」としている。