PoE受電機能付ギガビットメディアコンバータ「NC1G-PEシリーズ」発売【FXC】
DX/IoT/AI 無料FXCは11月11日、PoE受電機能付ギガビットメディアコンバータ「NC1G-PEシリーズ」の発売を開始した。
「NC1G-PEシリーズ」は、10/100/1000BASE-Tと1000BASE-Xを相互に変換するメディアコンバータ。PoE受電機能を備えている為、工場や遠隔地(ダム/河川敷等)の監視カメラなど、電源の確保が難しい場所への設置に最適な製品だ。その他、LFP機能も搭載しており、障害が発生した場合の原因究明にも役立つ。
リンクはオートネゴシエーションのみに対応しており、廉価ながらもLFP(リンクフォルトパススルー)機能を搭載。リンクが切断された場合、もう一方のリンクを自動的に切断するので障害発生時の原因究明に役立つ。
製品ラインアップ
10/100/1000Mbps RJ45ポートと1000BASE-X SFPポートを各1つずつ備えており、PoE給電(PD)で動作する。SFPスロットは実装固定となっており、1000BASE-SX SFP搭載モデル、1000BASE-LX SFP搭載モデル、1芯双方向(LCまたはSC)搭載モデルの3種類をラインアップしている。1芯双方向モデルは1310nm(Aタイプ)と1550nm(Bタイプ)を一対での使用となる。
NC1GS-PE
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T to 1000BASE-SX(MMF 550m)
NC1GL-PE
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T to 1000BASE-LX (SMF 15km・MMF 550m)
NC1GL15A-PE/NC1GL15B-PE
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T to 1000BASE-LX (SMF 15km)
NC1GL15A-SC-PE/NC1GL15B-SC-PE
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T to 1000BASE-LX (SMF 15km)
製品概要
- 電源はPoEから受電(802.3af)
- RJ45ポートはオートネゴシエーション及びMDI / MDI-X自動切り替えをサポート
- 全二重通信のフロー制御と半二重通信のバックプレッシャ(IEEE 802.3x)
- SFP MSA規格SFF-8472準拠
- 1000BASE-SXタイプは、50 /125μm MMFで最大550mの伝送に対応
- 1000BASE-LXタイプとBidiタイプは9 /125μmSMFで最大15kmの伝送に対応
- Bidiタイプは波長1310nm(Aタイプ)と1550nm(Bタイプ)に対応
- 1.25Gbpsビットレートをサポート
- 1000BASE-SX/LXはLCコネクタ、1芯版SFPはSC / LCコネクタのどちらもサポート
- ジャンボフレーム(最大9,216bytes)に対応
- 2,112個のMACアドレスエントリーをサポート
- LFP(リンクフォルトパススルー)機能をサポート
- EAP / BPDU / LACP / LLDP / IGMPおよびTagフレーム透過
- ファンレス対応
- 動作時温度:0~50°C
- RoHS準拠
- クラス1レーザ製品EN 60825-1準拠
- Telcordia(Bellcore)に準拠した信頼性
- GR-468-CORE準拠