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5G屋内ネットワークでインテルとの協業を発表【コーニング】

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 コーニングとインテルは10月21日、屋内での5Gの導入を加速するために、両社の戦略的な協業について発表した(日本語訳は10月25日リリース)。両社は、インテルXeonスケーラブル・プロセッサ及びインテルFlexRANリファレンス・ソフトウェア・アーキテクチャを活用したコーニングの5Gネットワークソリューション向けの仮想プラットフォームの実現に向けて協業することになった。
 この協業によるイノベーションを使用すれば、モバイルネットワーク事業者や商業ビルオーナーは、顧客の要求性能を満たす5Gソリューションを効率的に導入することが可能になる。5Gアプリケーションを小規模から大規模まで様々な施設や企業に対してより迅速に展開できるようになる。
 コーニングオプティカルコミュニケーション、ワイヤレスプロダクトマネジメント、ヴァイスプレジデントのミッシェル・エンガート氏は「5Gは、人々の働き方や、企業の価値創出方法に劇的な進展をもたらす可能性がある。そうしたメリットを享受するためには、ソフトウェアベースのアプリケーションと同じスピードで進化し適応できるような、柔軟性と拡張性に優れたインフラが必要になる。光ファイバは実質的に無制限の帯域を提供し通信プロトコルに依存しない。仮想化により、ハード面のチャレンジはソフトウェアベースのソリューションに変わる。光ファイバと仮想化を組み合わせることにより、コーニングとインテルは、屋内5Gインフラ向けに究極の柔軟性と拡張性を提供できるようになる」とコメントを出している。
 今回の協業は、コーニングの無線接続ポートフォリオと、インテルの最新テクノロジ(第2世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサ、インテル FlexRAN 5Gおよび4G リファレンス・ソフトウェア、インテルFPGA プログラマブル・アクセラレーション・カード N3000、インテル イーサネット700シリーズ・ネットワーク・アダプタ(10/25/40Gb)等)を組み合わせるものであり、世界各地で5Gの導入が広がる中、5Gにおけるイノベーションをサポートするもの。
 インテル、データセンターグループ、ワイヤレスアクセスネットワーク部門、ヴァイスプレジデント兼ゼネラルマネージャのクリスティーナ・ロドリゲス氏は「コーニングとの協業により、5Gのイノベーションが建物のドアの外で終わってしまうようなことは無くなる。お客様は、次世代仮想無線通信アクセスネットワーク(vRAN)に適したインテルベースの基盤を通じて、超高信頼・低遅延性、モバイル帯域幅向上、大規模マシン・トゥ・マシン通信を実現する5Gベースのプラットフォームのメリットを、屋外だけでなく屋内でも、最大限に享受できるようになる」とコメントを出している。