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光学コネクティビティによるバッテリーマネージメントシステムの生産準備整う【KDPOF】

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 KDPOFは9月2日、光学コネクティビティによるバッテリーマネージメントシステム(BMS)の初めての利用が間もなく生産開始となると発表した。KDPOF CEO兼共同創業者Carlos Pardoは「2019 年末までに最初の自動車メーカーが、POF接続を利用したバッテリーマネージメントシステムの製造を開始することを大きな喜びを持ってお伝えする」とし、「本来のガルバニック絶縁により、POFは、電気、自動走行のための新型パワートレイン構造における電気的、障害問題を完璧に解決することができる」とコメントを出している。
 バッテリーマネージメントシステムでは、危険な高電圧とノイズ遮蔽のため一次側および二次側システム間のガルバニック絶縁が必要だ。POFが持つ本来の電磁適合性(EMC)を必要とする別のアプリケーションとして、統合型スマートアンテナ(ISA)モジュールがある。ISA向けにKDPOFとALPS は、スマート アンテナ レシーバの障害を避けることができる、中央通信ハブへの POF リンクを装備したLTE-Aテレマティクス コントロール モジュールのコンセプトを開発した。KDPOFのGEPOFトランシーバ KD1053 は、豊富なデジタル ホスト インターフェース、低遅延、低ジッタ、短い接続時間という特性を有する高度なコネクティビティを提供する。

 KDPOFは、高い電磁適合性を有する光学ギガビット イーサネット コネクティビティを、2019年9月24、25日にアメリカ Detroit, Michiganで開催される IEEE-SA Ethernet & IP@ Automotive Technology Day、および 2019年10月16、17日にドイツ Bonnで開催されるELIV(ELectronics In Vehicles) International VDI Congressにて展示する予定。

】KDPOF の光学コネクティビティは、バッテリ管理システムおよびスマート アンテナのためのガルバニック絶縁を提供する。

プラスチック光ファイバは、固有のガルバニック絶縁を提供する。