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製造業の現場改善を支援する「生産情報可視化集計システム」を発売【NECプラットフォームズ】

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 NECプラットフォームズは7月25日、設備の稼働状態や異常を監視・通報する遠隔監視制御システム「コルソスCSDJ-A」や、生産設備をコントロールする各種PLCと連携して、出力されたデータから設備の稼働状況や生産情報をグラフィカルに可視化し、集計・出力が可能な「生産情報可視化集計システム」を8月23日より発売開始すると発表した。
 稼働状況・生産情報のリアルタイムな見える化により、ラインの遅延・停止状況とその特性などの把握が可能となる。そこから問題箇所の発見と原因分析、ライン工程や人員配置の見直し等につなげることで、生産の効率化、工数削減、品質向上を図ることが可能だ。
 初期投資や設置工数を最小限に抑えながら、本格的な稼働監視のシステムが容易に構築できるため、中小規模工場におけるIoT初導入や、大規模工場の試験的なスモールスタートにも適している。
 NECプラットフォームズは「本製品を2021年度までに1,000システム販売する計画で、IoT関連事業をさらに強化していく」としている。

生産情報可視化集計システム 構成例

ハード/ソフトのワンパッケージ化により稼働監視システムを低コストかつ容易に導入可能

 耐環境性に優れ、24時間安定稼働、長期安定供給が可能なファンレス・コンピュータに、統合監視用アプリケーションをプリインストールしてワンパッケージ化した。製造業における設備の稼働状況・生産情報をリアルタイムに監視し、現場改善に貢献する仕組みを、低コストかつ容易に導入することができる。

「つなぐ」「可視化」「遠隔監視」の機能を装備

 ネットワーク(LAN)接続された最大16台のコルソスまたはPLC経由で取得した各種センサー情報を、統合監視用アプリケーションで集計・統合し、グラフィカルに表示する。これにより、複数設備の稼働状況・生産情報を一目で把握することができ、さらに遠隔地からの監視も可能なため、効率的な運用が可能となる。

設備1台のスモールスタートから、段階的な拡張が可能

 例えば、設備1台の稼働状況監視のようなスモールスタートから始め、そのあと機能追加や監視範囲の拡張、カスタマイズ(有償)を行うことで、工場全体の稼働監視システムを段階的に構築・拡大していくことが可能だ。