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LTE回線でアナログ通信設備のIP化を実現【アンリツネットワークス】

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 アンリツネットワークスは7月24日、「Adaptive Gateway NN4000」シリーズの販売を開始すると発表した。同製品は、IPパケット損失やIPパケットゆらぎに対応する通信品質改善機能を標準搭載し、通信品質の課題を改善するもの。

通信品質改善機能を標準搭載

 LTE回線は、NTTドコモ、KDDIの主要2社に対応している。MVMO回線にも対応し、通信キャリアの選択が可能だ。
 LTE回線(最大2回線)、有線回線の任意の2回線をホットスタンバイ型の冗長回線として構築が可能。異なる2つの通信キャリアの通信モジュールを搭載した複数キャリア利用方式により、耐災害性の向上を実現する。通信障害を監視し、障害検出時には自動的に回線切替を行うという。

回線冗長システムを簡単に構築

 1回線当たりのデータ通信量は約100kbps。通信速度制限による低速通信環境でも運用に支障なく、通信動作が可能だ。
 IPsecプロトコルによるIPパケットの暗号化とVPN構築によりセキュリティを確保している。
 屋外盤に収容可能な耐環境性能、収容性を実現おり、ファンレス筐体、動作温度 -20℃ ~ 60℃、動作湿度 20% ~ 90%(結露なきこと)に対応している。また、既設盤の空きスペースへの収容を想定した小型サイズ(35×160×130mm[突起物除く])で設計されている。