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次世代ワークフローLABOが“低コスト運用”をテーマにIPリニア送出実験を実施【プラットイーズ】

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 事業者間の垣根を超えて映像業界の理想的なワークフローの実現を目指す研究会『次世代ワークフローLABO』(事務局:株式会社プラットイーズ)は5月21日、3月~4月にかけて「低コストで導入・運用が可能な簡易IPリニア送出」をテーマとした2本の実証実験を行ったと発表した。
 昨今増えつつあるIPリニア配信サービスだが、運用にかかるコストは高額で、事業者にとっては重い負担となっている。同実験は、その運用コストを徹底的にどこまで抑えられるかを検証するために実施したもので、低価格な送出装置(プレイアウトシステム)の機能や使い勝手の実証、パフォーマンスを測るとともに、実用化に向けた課題を洗い出すことを目的とした。
 同事務局は「実験の様子を公開した見学会には、現状に課題意識を持つ放送局や配信事業者の方など、当初の予想を上回る延べ15社のご来場があり、本実験についての高い関心が伺えた。次世代ワークフローLABでは、今回の実験の検証結果と手応えを足がかりに、効率化を実現するための様々な取り組みを行う。その一環として、送出の前段階で非常に高い負荷がかかっているメタデータや映像素材の業務フローの標準化、効率化の検討をより一層推進し、ユニバーサル業務センターの構築を進めていく」としている。

今回の実験で使用されたプレイアウトシステム

  • Macで実現する『ToolsOnAirjust:play』
  • 将来的なクラウド運用を想定した『PE新規開発OTTプレイアウト(仮)』