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業界初 5G RFコンフォーマンステストでスプリアス試験のPTCRB認証を取得【アンリツ】

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GCF認証に続くPTCRB認証取得によりME7873NRで5Gモバイルネットワーク商用化促進に貢献

New Radio RFコンフォーマンステストシステム ME7873NR

 アンリツは3月15日、同社のNew Radio RFコンフォーマンステストシステム ME7873NRが5G NRのRFコンフォーマンステストにおいて、業界に先駆けて、スプリアス試験のPTCRB認証を取得したと発表した。
 アンリツは、2019年3月に開催されたPTCRBミーティングにおいて、ME7873NRの5G NR Sub-6GHz ノンスタンドアローンモード(NSA)で、業界で初となるスプリアス試験の認証を取得した。
 ME7873NRはすでに先月、スプリアス試験のGCF認証を取得している。さらに今回PTCRB認証を取得したことにより、アジア、欧州、北米向けのRFコンフォーマンス試験ソリューションの提供を開始する。
 ME7873NRは、2019年3月15日現在、GCFに続きPTCRBでも認証最多取得の実績を誇っている。
 アンリツは「今後、5G NR Sub-6GHz スタンドアローンモード(SA)やミリ波の周波数帯でも認証を取得し、2019年以降、急速に立ち上がる5Gモバイルネットワークの商用サービスや、5G対応端末の市場投入の早期実現に貢献していく」としている。

製品概要

 New Radio RFコンフォーマンステストシステム ME7873NRは、3GPP TS 38.521/TS 38.533で規定される5G NRのRF試験/RRM試験に対応する自動試験システム。5G NRにおけるスタンドアローンモード(SA)/ノンスタンドアローンモード(NSA)双方へ対応する。また、5G用OTA(CATR)チャンバと組み合わせることで、Sub-6GHz帯だけでなく、ミリ波を含む5Gで使用される周波数帯域をカバーする。
 測定要件に応じてフレキシブルにシステムを構成できる。またLTE、LTE-Advanced(LTE-A)、LTE-A Pro、および従来のW-CDMAのRF試験および事業者受入試験に対応したME7873LAから5G対応システムへのアップグレードが可能であり、ユーザの必要要件に応じたRF試験システムを構築できる。