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KDDIが5G NRプロトコルテストにアンリツのテストソリューションを採用

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 アンリツは3月13日、KDDIが5G NRデバイス受入試験用測定器として、同社の5G NR プロトコルテストソリューションを採用したと発表した。
 アンリツは、これまでもKDDIの3G/4Gデバイス受入試験をサポートしてきた。
 さらに今回、新たに5G NRデバイス受入試験向けにMT8000A Radio Communication Test Stationの提供が決定した。これにより、引き続き5Gデバイス受入試験のサポートを行い、KDDIのスムーズな5Gサービス立ち上げに寄与する。なお、MT8000AはME7834NR 5G NR Mobile Device Test Platformの一部として使用でき、今後アップグレードも可能だ。
 製品概要は次の通り。

MT8000A Radio Communication Test Station

 MT8000Aは、広帯域信号処理やビームフォーミングなど、5Gシステムで必要とされる最新技術に対応した開発用テストプラットフォームだ。疑似基地局として動作し、開発中の5G端末やチップセットの機能や性能を検証できる。1台のMT8000Aで、5Gで使用されるサブ6GHzとミリ波の両方の周波数帯に対応している。また、チャンバ(電波暗箱)と組み合わせて使用することにより、OTA環境でミリ波信号の品質や通信手順を検証できる。

ME7834NR 5G NR Mobile Device Test Platform

 ME7834NRは、5G NR事業者受入プロトコル試験と5G NRプロトコルコンフォーマンス試験に対応する自動試験システム。LTEプロトコル試験用ME7834LAからアップグレード可能だ。