協和エクシオ、シンガポールにアジア地域における事業運営を統括する子会社「EXEO GLOBAL」を設立しグローバル展開を本格化
テレコム 無料新たにシンガポール・DeClout社を傘下に
協和エクシオはグローバル展開の本格化に向けて、2018年11月にアジア地域における事業運営を統括する目的の子会社「EXEO GLOBAL(エクシオ グローバル)」をシンガポールに設立している。そして3月5日、EXEO GLOBAL設立後の本格展開第一弾として、シンガポールに本社のある次世代の情報通信技術を駆使しシステムソリューション事業をグローバルに展開するDeClout(デクラウト)への株式公開買付けの終了を受け、同社をEXEO GLOBALの傘下にしたことが発表された。
EXEO GLOBAL設立の目的と今後のグローバル事業の展開
協和エクシオグループは、「グループ総力を結集し、トータルソリューションで新たな成長ステージへ」の中期ビジョンのもと、日本国内に留まらず、海外においても情報通信インフラの構築をはじめとした通信インフラ事業に加え、都市インフラ、システムソリューション事業の拡大に取り組んでいる。
現在、アジア地域ではフィリピン、タイ王国、シンガポールに拠点を有しているが、グローバル展開を本格化するにあたり、これら海外子会社のオペレーションマネジメントならびに戦略的マネジメントを円滑に遂行する目的で、2018年11月、それらを統括する子会社EXEO GLOBALをシンガポールに設立し、2019年3月、新たにDeCloutグループを同社の傘下とした。
DeCloutグループは、シンガポールにおいてITインフラストラクチャの販売、サービスを行っているほか、インドネシアにおいてキャリアニュートラルホスティング事業も展開しており、今後の当社のグローバル戦略においても重要な位置付けとなっている。
協和エクシオは「今後もEXEO GLOBALを中核として、主にアジア地域でのグローバルビジネス事業をM&Aによる成長と自律的成長の両面でのさらなる拡大を視野に入れ、さらに事業領域のポートフォリオを一層多様化し、また合わせて進出エリアの拡大も実現し、エクシオグループ全体として安定した成長を図っていく」としている。