Ethernet OAM 対応LEX3000 シリーズに、20スロット2UラックマウントシャーシとAC電源モジュールがラインアップ【FXC】
DX/IoT/AI 無料FXCは、LEX3000シリーズ用20スロット2Uラックマウントシャーシ「LEX3020」とAC電源ユニット「LEX3910-15」を10月23日より発売開始した。
「LEX3020」は高さ2U、19インチのラックマウントシャーシで、Ethernet OAM対応のメディアコンバータLEX3000シリーズのラインカードを最大20台搭載可能な集合型シャーシ。
シャーシのスロットには特殊な挿抜構造を採用しており、ラインカードの抜去時にネジを緩めると右側に倒れ、カードが前にせり出す構造になっている。カード挿抜をスムーズに行うことができ、ネジの紛失も防止する。
また、スロット下部にはファイバ等の余長処理用のトレイを採用している。
「LEX3910-15」は「LEX3020」用のAC電源モジュールで、シャーシ背面に2台まで搭載でき、冗長構成をとることが可能だ。電源モジュールは2つの冷却用FANと一体型で、自動速度制御機能が付いている。電源とFANの動作状態は「LEX3020」の前面のLEDで確認できる。
FXCは「LEX3000シリーズ」として、ラインカード、SNMP管理カードをはじめ、管理モジュール、インタフェースカードを順次リリースを予定している。同社は「今後、道路、防犯、医療、交通などインフラ整備が広がり、通信網の多様化、大容量化、高速化する中、メディアコンバータの需要はますます拡大することが見込まれる。FXCは通信事業者、エンタープライズ、ファクトリーオートメーションなどのアプリケーションに高密度メディアコンバータモジュールでマルチサービスシャーシプラットフォームとして信頼性の高いソリューションを提供していく」としている。
20スロット2Uラックマウントシャーシ「LEX3020」の主な特長
- 2Uラックマウントサイズでラインカードを最大20台搭載
- LEX38xxラインカードを最大20台搭載可能(スロット1~20)
- SNMP管理カード(LEX3930-00)を実装可能(スロット1~2)
- SNMP管理カード(LEX3930-00)冗長化可能
- ユーザ定義可能なLEDアラーム出力(LEX3930-00)
- 全モジュール、ホットスワップ対応
- LEDによるモジュールのステータス表示
- 引き出し式の余長処理トレイ
- スムーズなカード挿抜
- 日本製(Made in Japan)
AC電源ユニット「LEX3910-15」の主な特長
- LEX3020用のAC電源モジュール
- 筐体背面に2台搭載し、冗長構成可能
- FAN(電源モジュールに搭載)自動速度調整機能
- ロック機構付きAC電源ケーブルを同梱
- 日本製(Made in Japan)