日立製作所がHCIソリューションにSN2010をはじめとしたメラノックスのイーサネット製品群を採用【メラノックステクノロジーズジャパン】
データセンタ/LAN 無料Mellanox Technologies(以下、メラノックス)の日本法人であるメラノックステクノロジーズジャパンは9月20日、日立製作所(以下、日立)のHyper-Converged Infrastructureソリューション(以下、HCIソリューション)に、SN2010スイッチをはじめとしたメラノックスのイーサネット製品群が採用されたと発表した。
今までのスケールアップ型からスケールアウト型やHCI型へとストレージ市場が変遷していく中、ストレージネットワークに対する要求も、ハイパフォーマンス、ハイアベイラビリティ、スケーラビリティ、シンプルなデザイン、自動化された導入・管理、高いコストパフォーマンスの実現などと高度化してきている。メラノックスのSN2010スイッチはこれらすべての要求を満たすだけではなく、ゼロパケットロス、低遅延、低消費電力、19インチハーフワイド幅という他社に無い強みによって、日立に採用された。日立のHCIソリューションでは、日立アドバンストサーバHA8000VシリーズとSN2010スイッチを組み合わせることにより、顧客企業に最適な機能とコストパフォーマンスの提供を実現する。
日立製作所 ITプロダクツ統括本部 ハードウェア開発本部 担当本部長 福田裕一氏は「日立はこのたび、高速かつ拡張性に優れたHCIソリューションを実現する製品として、メラノックスのSN2010スイッチをはじめとしたイーサネット製品群を採用した。日立アドバンストサーバHA8000Vシリーズとメラノックスのイーサネット製品群を組み合わせることでお客様に拡張性に優れたHCIソリューションを日立によるワンストップのサポートで提供し、お客様の業務効率化の促進並びに長期的な投資の保護をもたらすものと確信している」とコメントを出している。
Mellanox Technologies マーケットディベロップメント APACシニアディレクターのソンチンチュン氏は「今、世界はデータによって成り立っており、ストレージ領域の変革もデータがドライブしている。メラノックスはストレージプラットフォーム領域において最も高いコストパフォーマンスをデータセンタのお客様に提供できているトップベンダだ。日立製作所様のHCIソリューションとメラノックスのイーサネットストレージファイブリックテクノロジを組み合わせることにより、データセンタやクラウドプロバイダのお客様にベストソリューションの提供を実現できると確信している」とコメントを出している。