光通信、映像伝送ビジネスの実務者向け専門情報サイト

光通信ビジネスの実務者向け専門誌 - オプトコム

有料会員様向けコンテンツ

導入の容易さを追求したギガビットレイヤ2スイッチを製品化【アラクサラネットワークス】

データセンタ/LAN 無料

AXprimoM210-08T(仮称)


AXprimoM210 AXprimoM210 -08P(仮称)

 アラクサラネットワークス(以下、アラクサラ)は6月6日、導入時の設定などを簡単化し、ネットワーク機器の取扱に慣れていない方でも容易に導入が可能な、ギガビットレイヤ2スイッチAXprimoM210シリーズ(仮称)を製品化すると発表した。
 AXprimoM210シリーズはエッジスイッチとして、導入時に手間を掛けずに設置可能にするため、WebベースGUIによるコンフィグレーション設定機能やゼロタッチプロビジョニング機能に対応する。
 WebベースGUIによるコンフィグレーション設定機能は、Webブラウザを利用してのグラフィック表示となるため、ネットワーク機器の設定に慣れていない方でも直感的にコンフィグレーション設定が可能となる。また機器のCPU使用率、メモリ使用率、ポート毎のトラヒック状態等を1画面でグラフィック表示する「ダッシュボード」も用意しており、機器の状態を簡単に把握することができる。なお、コンフィグレーション設定に慣れている方が利用する、従来同様のテキストベースのコマンドラインインタフェース(CLI)も利用可能だ。
 ゼロタッチプロビジョニング機能は、ファイルサーバに予め用意したAXprimoM210用のコンフィグレーションファイル及びファームウェアを、AXprimoM210がネットワークに接続した時に自動でダウンロードして、装置内にインストールする機能だ。ネットワーク構築時には、現地作業員の手間を掛けずに、設置が可能となる。また、装置が故障した際にも、交換した装置に自動的にコンフィグレーションファイルなどがダウンロードされるため、現地での故障対応作業が簡単になり、特殊なスキルを持たない作業者でも対応が可能となる。
 本シリーズは、通常5~6年であるシステムの更新サイクルを十分にカバーできる、購入後8年間の無償保証がバンドルされており、運用コストを抑えながら安心して利用できます。
その他、AXprimoM210シリーズは、以下のような特長も持っている。

  • ファンレスの静音設計
  • ケーブルの誤接続によるループを防止するためのループ検知機能に対応
  • トラフィック量が少ないときに消費電力を抑えるEnergy Efficient Ethernet(EEE)機能やケーブル長が短い場合にポート消費電力を抑えるケーブル長省電力機能に対応
  • AXprimoM210-08Pは無線アクセスポイント、IPカメラ、IP電話に電力供給可能なPoE/PoE+に対応、更にPoEの電力供給をスケジューリング可能にするPoE Timer機能にも対応
  • 標的型攻撃を検知し状況に応じて不正な通信を自動遮断できる、サイバー攻撃自動防御ソリューションや、スイッチ製品の制御を行うソフトウェアAX-Security-Controllerによって端末の接続位置を可視化する端末管理ソリューションに対応