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25Gbps光トランシーバ製品販売開始【ウェーブスプリッタ・ジャパン】

データセンタ/LAN 無料

 ウェーブスプリッタ・ジャパンは4月6日、4K・8K対応のために必要となるサーバの高速化や携帯網のブロードバンド化に対応するため、25Gpbsの光トランシーバ2種類に加え、25Gbpsを集線して100Gpbsでネットワーク機器へ接続するための100Gbpsピッグテイル型光トランシーバ、ならびにブレークアウトケーブルを販売開始したと発表した。

製品の特徴

100G – 25G ブレークアウトAOC

 4K・8Kといった高解像度の動画配信など、サーバのネットワークインターフェースに対する広帯域化要求が高まってきた。また、モバイル網も5G化などを見据えた広帯域化が必須となっている。
 そこでウェーブスプリッタ・ジャパンは、25Gbpsネットワークインターフェースを搭載した4台のサーバを集線し、100Gbpsに束ねてLANスイッチなどネットワーク機器に一括接続することを可能にする、100Gpbs – 4 x 25Gpbsアクティブ光ケーブルの提供を始めた。

25G LR 光トランシーバ

 また、従来の10Gbpsネットワークインターフェースをアップグレードするための25Gpbs光トランシーバも、その伝送距離に合わせて2種類をラインナップしている。最長伝送距離が100mのIEEE802.3by(25G SR規格)準拠のWST-SFP28-SR-Cと、10kmのIEEE802.3cc(25G LR規格)準拠のWST-S28-LR-Cだ。

100G PSM4 ピッグテイル

 さらに、パッチパネル等を介して25G LR規格のWST-S28-LR-Cを4つ集線し、100Gbpsに束ねてLANスイッチなどネットワーク機器に一括接続することを可能にする、ピッグテイル型光トランシーバWST-QS28 -P4L-Cyyもラインナップしている。こちらはピッグテイル部の長さが1m、5m、10m、20mの4種類を標準で選択できる。
 同社は「これらの光ソリューション・ラインナップによって、サーバのネットワーク帯域の25Gbps化を支援する」としている。

用途に応じて選べる2種類の25Gbps 光トランシーバと、25Gbpsを集線して100Gpbsでネットワーク機器へ接続するための100Gbpsピッグテイル型光トランシーバ、ならびにブレークアウトケーブル。