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ギガビットイーサネット・スイッチ「AT-GS920/16」をリリース【アライドテレシス】

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 アライドテレシスは11月17日、ギガビットイーサネット・スイッチ「AT-GS920/16」、およびアカデミック製品「AT-GS920/16-T5アカデミック」の出荷を同27日より開始すると発表した。また、「AT-GS920/16」を、2017年9月1日から実施の「アライドテレシス株式会社 創業30周年記念キャンペーン(第三弾)」に追加するという。
 AT-GS920/16は、10/100/1000BASE-Tポートを16ポート装備し管理機能の無いレイヤ2スイッチでありながら、通信モードのマニュアル設定、ループガード、EAP/BPDU透過機能などを備えている。ネットワークループなどを未然に防ぐことができ、止めないネットワークを支える内部電源型エッジスイッチとして最適だ。
 主な特長は次の通り。

DIPスイッチで簡単設定

 CLIやGUIでの操作による設定が必要なループガードやパケット透過機能などをDIPスイッチで簡単に設定することが可能だ。

マニュアル設定機能

 オートネゴシエーション機能に加えてコンフィグレーションスイッチで、10/100/1000Mbps、Full/Half Duplex、フローコントロールON/OFFなどの手動設定が可能なため、異種ベンダー間接続の問題も解決できる。

ループガード

 接続ミスなどで発生するネットワークループを検出し、該当ポートの通信を遮断するループガード(LDF検出)に対応している。ループ収束後は自動的に通信を復旧させる。

マルチキャストパケット透過機能

 DIPスイッチの設定により、BPDU/EAPパケットを含むマルチキャストパケットの透過/非透過を切り替えることができる。例えば、EAPパケットを透過させることで、IEEE802.1X認証を行っているレイヤー2/3スイッチと端末の間にこの製品を設置することが可能だ。

フラッディングモード

 スイッチとしての通常動作からフラッディングモードへ切り替えることができる。このモードは1つのポートで受信したフレームを受信ポート以外のすべてのポートへ転送するため、パケットキャプチャ―などに利用することができる。フラッディングモードでは、正常なフレーム(ユニキャスト/ブロードキャスト/マルチキャスト)のみが転送される。

ファンレス設計、50℃対応

 動作時温度50℃に対応し、高温環境下への設置が可能だ。また、ファンレス設計で動作音がしないため、設置場所を選ばない。