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埼玉県内の工業高校生を対象に施設体験学習を開催【協和エクシオ】

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 協和エクシオでは、光ファイバケーブルの敷設をはじめとする情報通信ネットワーク構築において、高品質の工事を提供するための技術力の強化・向上ならびに人材育成に取り組んでいるが、今回、学生の通信建設業界への理解促進、さらには地域貢献活動の一環として、9月13日、埼玉県和光市の協和エクシオ中央技術研修センタにおいて、埼玉県立川口工業高等学校の依頼を受け、同校の情報通信科の2年生37名(男性25名、女性12名)を対象に、通信設備に関する最新のものづくりの現場を体験してもらう施設体験学習を開催した。また、10月18日には30名の生徒を迎え入れ、今年は67名(男性48名、女性19名)を対象に体験学習を予定しているという。

 今年で9回目の開催となる施設体験実習は、ものづくりの未来を担う将来の技術者に、卒業後の進路意識向上、また最新のものづくりの現場を体験してもらうことを目的に、川口工業高校の生徒を対象に毎年開催している。川口工業高校は、平成17年に公立工業系では全国初となる「情報通信科」を開設し、埼玉県内では唯一、情報通信技術の基礎を専門教科において学ぶことができるプログラムを持つ高校だ。
 会場となった協和エクシオ中央技術研修センタは、同社の技術者育成の中核拠点で、普段は社員に対し情報通信ネットワーク構築に関する各種技術研修を実施している施設。
 施設体験学習当日は、当社社員による通信の仕組みや当社の技能五輪への取り組みに関する講義を実施した後、センタ内の各施設見学と合わせ、光ファイバの融着接続や同軸ケーブルの作成、高所作業車の試乗やマンホール入孔、さらには屋根の上での作業を想定した体験実習を行った。終了後、参加した生徒からは「将来に役立てる体験ができた」「バケット車での搭乗体験が楽しかった」などの声が寄せられた。
 協和エクシオは「今後も情報通信産業の発展と先端技術の啓発に積極的に寄与することで、社会に貢献していきたいと考えている」という。

屋内での実習の様子


屋外での実習の様子