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ケーブル伝送規格カテゴリー8(Cat 8)に完全対応したLAN配線認証用テスタ「DSX-8000 ケーブルアナライザー」を新たに発売【TFFフルーク】

データセンタ/LAN 無料
DSX-8000機器画像

DSX-8000機器画像

 テスタからネットワーク・インフラ管理まで幅広いネットワーク関連製品を提供する米フルーク・ネットワークスの日本法人であるTFFフルーク社(以下、フルーク・ネットワークス)は2月14日、カテゴリー8フィールド試験規格要件(以下、Cat 8)に完全対応したLAN配線認証用テスタ「DSX-8000ケーブルアナライザー」(以下、DSX-8000) シリーズの提供を開始した。
「DSX-8000」シリーズの価格は 195万円~(税別) (キャッシュ・バック・キャンペーン実施中:2017年2月14日~4月28日)。「OTDRモジュール」(別売オプション品)の価格は 94万円~(税別)。「DSX-8000」シリーズの初年度売上目標台数は、1000台をめざすという。

最速クラスのテスト時間と、データセンタ向けの配線規格として注目されるCat 8への完全対応

「DSX-8000」は、世界中のケーブル敷設現場で高く評価され業界標準ともいえるケーブル配線認証用アナライザ「DSXシリーズ」の新製品。メタルから光ファイバ配線の敷設業務を迅速、正確にかつ収益効果を高めつつシステムの検収完了までを支援するために設計された最新のVersivファミリー製品として、今回、特に、今後のデータセンタ向けの配線規格として注目を集めているCat 8に業界で初めて完全対応し、最速クラスのテスト機能(Cat 6Aで8秒)を搭載したLAN配線認証用テスタ。クラウド環境を用いて複数の測定プロジェクトを同時に管理できるLinkWare Live (リンクウェア・ライブ) にも対応、スマホ感覚のタッチパネル操作で、テスト時間の高速性と複雑な認証プロセスの管理を実現している。このように同製品は、ケーブル配線敷設業者やネットワーク構築業者、LAN保守管理業者、ネットワーク・サービス・プロバイダーやデータセンタ等、現場技術者にとって最も望まれる、認証試験時間の低減化をもたらし、さらにLinkWare Liveと共用することで、グループ作業の効率化やアセット管理機能による稼働率アップにより、測定に関するトータルコストの低減に大きな期待が寄せられている。
 さらに、「OTDRモジュール」(別売オプション品)を「DSX-8000」に装着することで、SM/MM両用のOTDRに能力アップできるため、あらゆる現場施工者が扱えるコンパクトなOTDRとしても使用できる。
このフィールド・テスタの発表によって、25G および 40G Ethernet ネットワークをサポートするCat 8までのすべての配線規格で市場展開するために、設計者および敷設事業者はもちろんネットワーク技術者にとっても必須のツールが揃った。

Cat 8フィールド試験規格要件をすべて満たすLAN配線認証用テスタにより、25G および 40G EthernetネットワークをサポートするCat 8までのすべての配線規格での市場展開を現実化

DSX-8000画面例

DSX-8000画面例

 フルーク・ネットワークスの 「DSX-8000」 は、Cat 8までのカテゴリーに完全対応するLAN配線認証用テスタ。特に、2GHz帯域、30m長、チャネル内コネクタ数2で仕様化されたCat 8は、25及び40Gbpsのスピードが求められる、データセンタ・エッジの用途を意図して規格化されている。したがって、「DSX-8000」 を導入することにより敷設配線システムの同規格への適合性が保証可能となるため、ケーブル敷設工事業者やネットワーク技術者にとっては、その導入が25G および 40G Ethernetネットワークをサポートするすべての配線規格に対応したネットワーク・インフラ市場展開に向け、大きな足掛かりとなる。
 レベル2Gテスタの要件とされる配線経路に沿ったシールドの導通も試験できる。また、ProjX(プロジェックス)管理機能により複雑化したすべての試験の一元化を可能にしているので、容易な作業と効率的な配線認証管理が実現できるという。

クラウド環境を用いて複数のプロジェクトを同時に管理できるLinkWare Live機能にも連携稼働

 現場の技術者ばかりでなく、特に遠隔地にいるグループ・マネージャや管理担当者にとって、遠隔におけるジョブの可視化、および効率的で優れたプロジェクト管理能力により、グループ作業における管理やテスト結果の検証等、リアルタイムでの各テストの管理ができ、従来のテスト作業時間や手間を格段に削減できる。さらに、すべての作業の自由度が増すことで、タイムマネージメントとともに、地図上でテスタの所在確認ができることにより、セキュリティ面からの有効な資産管理を強固に実施できる。