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ノキアとドコモパシフィック、グアムと北マリアナ諸島における3年間のネットワーク拡張と高度化共同事業に関する基本合意を締結

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 ノキアソリューションズ&ネットワークスとNTTドコモの100%子会社であるドコモパシフィック(DPAC)は2月1日、グアム、北マリアナ諸島において3年間共同で事業を拡張する基本合意書(MoU)を締結したと発表した。ノキアは、3GやLTE、VoLTE、NFV、OSS、IoTといったモバイルおよび固定ネットワークのテクノロジーを提供し、DPACがネットワークを進化させ、最高のカスタマー・エクスペリエンスを提供できるように支援する。この基本合意は、グアム、サイパン、テニアン、ロタの島々で今後3年間にわたり拡張・整備されるテクノロジーを対象とする。

 グアムで通信サービス・インフラ業界をリードするDPACは、2008年にグアムにおいてノキアと3Gサービスを共同で開始し、2013年にLTEを全土に配備するなど、長期的な関係を構築してきた。
 ノキアは、高品質のサービスをグアムと北マリアナ諸島において迅速に導入するために、DPACのネットワークの進化と、最高のカスタマー・エクスペリエンスの提供を支援するという。
 ドコモパシフィックの社長兼CEOのジョナサン・クリーゲル氏は「今回の重点は、当社が最新のエンドユーザー・サービスを市場に投入する最初の事業者となるとともに、当社のネットワーク運用と費用を最適化することだ。最初のプロジェクトはVoLTEの商用化で、この地域では初めてVoLTEが導入されることになる。これまでのノキアとの経験から、高い技術力とサービスサポートの提供が可能なノキアは、当社が同サービスで先頭に立つことを支援してくれると全面的に信頼している」とコメントを出している。
 ノキアソリューションズ&ネットワークス 代表取締役社長 ジェイ・ウォンは「今回の合意により、長年にわたるDPAC様との戦略的ビジネスパートナーとしての関係をさらに深めることができた。また、同社の加入者に高品質のサービスを提供するための優れた最新ソリューションの導入を支援できることを光栄に思っている。弊社は、日本の事業者様の国内ネットワーク進化のみならず、グローバルネットワーク事業のサポートにも全力を挙げて取り組む所存だ」とコメントを出している。

調印式の模様(左)ノキアソリューションズ&ネットワークス 事業戦略担当取締役 西原 政利氏  (右)DPAC CEO ジョナサン・クリーゲル氏

調印式の模様
(左)ノキアソリューションズ&ネットワークス 事業戦略担当取締役 西原 政利氏  (右)DPAC CEO ジョナサン・クリーゲル氏