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長・短距離光通信システムからシリコン・フォトニクスまでの開発・製造プロセスの効率化、高速化を実現 【サイバネットシステム】

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 サイバネットシステムは1月17日、Synopsysが開発し、サイバネットが販売・サポートする「光デバイス/光通信システム設計環境 RSoft(アールソフト)」の最新バージョンRSoft™ Photonic System Design Suite ver. 2016.12の販売を開始した。

 光システム設計解析ソフトウェア群「RSoft Photonic System Design Suite」は、光通信システムのモデリングとシミュレーションのためのプログラム(OptSim、OptSim Circuit、ModeSYS)により構成されるソフトウェア群の総称だ。適用分野 は各国で研究が進むシリコン・フォトニクスや光エレクトロニクス、光通信といった分野における、さまざまな光通信システムの設計と解析。
 今回発表されたバージョンでは、内部プロセスが64bit対応した。これにより64bit版のMATLABが利用できるようになるため、連携時の解析速度の向上や全体的な速度の向上とメモリ運用の効率化が実現できる。
 OptSim Circuit では新たにAIM Photonics のPDK ツールが追加された。これによりPDK ツールを用いた設計・製造プロセスの範囲がさらに強化されることになる。また、Windows10 に正式対応している。

主な機能強化

 Photonic System Design Suite は、光通信システムの設計・解析ソフトウェア「OptSim」、光集積回路のための「OptSim Circuit」、マルチモード伝送システムのための「ModeSYS」が統合されたシミュレーション環境。
 主な機能追加は以下の通り。

  • OptSim でMATLAB をベースとしたガウシアンノイズ(GN)モデルの追加。長距離伝播解析時の解析時間短縮に有効
  • OptSim CircuitでAIM Photonics (American Institute for Manufacturing Integrated Photonics)のPDK (Process Design Kit)が利用可能
  • 最新の 64bit版MATLABでの連携が可能
  • Window10 正式対応
MATLAB 連携解析サンプルモデル例

MATLAB 連携解析サンプルモデル例

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