新型ホットジャケットリムーバ「JR-7」を販売開始【住友電工】
テレコム 無料住友電気工業は9月27日、被覆除去性能を改善し新機能を搭載した新型ホットジャケットリムーバ「JR-7」を10月から販売開始すると発表した。
ホットジャケットリムーバは、光ファイバ同士を融着接続する際、光ファイバのガラス部分を露出させるために、被覆を除去する製品。「JR-7」は、販売中である「ホットジャケットリムーバJR-6+」の後継機種で、被覆除去性能の改善や新機能の搭載により、従来機種より作業性を向上した。
主な性能・機能
被覆除去性能の向上
どんな持ち方でも突起部に指がフィットする「エルゴノミックデザイン」を採用。刃の位置を軸に寄せ「てこの原理」を利用する新設計により、従来機種より約30%小さい力で被覆除去することができる。
多彩な新機能
新たにヒ-タ部を照らすLED照明、被覆除去のタイミングを振動でお知らせするバイブレ-ション機能、0.5心線用の刃間隔切替スイッチなどを搭載し、作業効率を追求した。
また防滴性能は、従来機種のIPX1から今回機種はIPX2※へと強化しているので、厳しい使用環境下でも安心して使用できる。(※IPX2:JIS C 0920で規定された防水性能の指標で「3mm/minの水滴を15度傾けて4面×2.5分以上曝した後、正常動作を確認」と規定されている)
同社は「テレワークの定着化、遠隔医療、オンライン授業などの浸透に伴い、今後もますます高速・大容量・低遅延な通信ネットワーク網構築が求められる。住友電工グループはお客様のニーズに応える製品を開発、提供し、継続的に通信ネットワーク網構築に貢献していく」としている。
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