Nokiaは2月20日(エスポー)、Nokiaの最新世代AirScale無線アーキテクチャと ReefShark SoC（System-on-Chip）チップセットを利用した新しい省電力モード「extreme deep sleep」の開始を発表した。

　Nokiaは「この新しいソリューションは、パフォーマンスや顧客エクスペリエンスに影響を与えることなく、Orangeのモバイル ネットワークのエネルギー効率を向上させるために、2024年後半にOrangeによって導入される予定だ。『zero traffic, zero Watt』と呼ばれるこのモードは、ネットワークのトラフィックが少ない状態を検出し、選択した無線ユニットのハードウェアの主要部分をシャットダウンしてエネルギーコストを節約する。Nokiaは、このソリューションにより、無線ユニットの消費量を8分の1に削減できると推定している。このソリューションは、Nokiaの新世代のAirScale RANポートフォリオでより広範囲に導入される予定だ」と説明している。