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CiscoとNutanixがグローバルな戦略的パートナーシップ。ハイブリッド マルチクラウドをシンプル化し、ビジネスの変革を促進

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 CiscoとNutanixは8月28日、ITの近代化とビジネス変革を推進することを目的とした、世界的な戦略的パートナーシップを発表した。
これにより、業界で最も完全なハイパーコンバージド ソリューションを提供し、ハイブリッド マルチクラウドの展開を加速するという。

 このパートナーシップにより、Ciscoの強みであるエンタープライズ ネットワーキングとセキュリティ、そしてNutanixの強みであるハイブリッド マルチクラウド コンピューティングのシナジーが期待できる。両社は「IT 組織は、マルチクラウドの複雑さの増大により、引き続き重大な運用上のハードルと、持続可能性とセキュリティの差し迫った懸念に直面している。この新しいパートナーシップは、クラス最高のクラウド オペレーティング モデル、比類のない柔軟性、業界をリードするカスタマ サポートによる自動化された回復力を通じて、インフラストラクチャとアプリケーションの配信を世界規模でシンプル化および加速することで、これらの課題に応える」と説明している。

 Ciscoのコンピューティング担当SVP 兼 ゼネラル マネージャーであるJeremy Foster氏は「このパートナーシップは、顧客のデータセンタとパブリック クラウドを含む仮想コンピューティングや、ネットワーキング、ストレージを網羅する完全なソリューションで応える。受賞歴のあるCiscoの SaaS マネージド コンピューティング ポートフォリオと、市場で実績のある Nutanix のクラウド プラットフォーム ソフトウェアを組み合わせることで、お客様がオンプレミスとクラウドで最新のワークロードを強化するバランスの取れたアプローチを開発できるようにサポートできる」とコメントを出している。

 Nutanix の最高商業責任者であるTarkan Maner 氏は「組織がイノベーションのペースに遅れないようにするためには、どこにでもアプリケーションを導入できるように、統合されたハードウェアとソフトウェアのプラットフォームが必要だ」としており、「このパートナーシップは、データセンタ、パブリッククラウド、エッジ全体にわたる環境の標準化、シンプル化、安全性の確保という課題に取り組む両組織にとって、市場機会の拡大をもたらす」とコメントを出している。

 この新しいソリューションは、Ciscoの SaaS マネージド コンピューティングおよびネットワーキング インフラストラクチャ(Cisco Intersight を備えた Cisco ユニファイド コンピューティング システム)を Nutanix クラウド プラットフォーム(Nutanix クラウド インフラストラクチャ、Nutanix Cloud Manager、Nutanix ユニファイド ストレージ、および Nutanix デスクトップ サービス)と統合した形で、Ciscoが広範な市場開拓リーチを活用して販売する。CiscoとNutanixは「お客様は、販売、構築、管理、サポートが総合的に行われ、検証されたソリューションの恩恵を受けることができる」としている。
オプションは、UCS Xシリーズの将来のサポートを含む、Cisco UCSラックおよびブレード サーバのサポートによる柔軟な展開を提供する。

 ソフトウェアは、高度な Ciscoサーバ(UCS)、ネットワーキングとセキュリティ (ACI)、および管理 (UCS Manager、Intersight) が Nutanix Cloud Platform ソフトウェアと統合される。
Nutanix Cloud Platformは、データセンタ、エッジ、パブリック クラウド全体でアプリケーションとデータを実行するための単一プラットフォームを備えた一貫したクラウド オペレーティング モデルを提供する。CiscoとNutanixは「ミッション クリティカルなワークロードから AIドリブンのイノベーションに至るまで、アプリケーションの導入を最大限にサポートするために、パフォーマンスと容量は直線的に拡張され、自己修復ノードによって回復力が根本的に提供され、永続ストレージがネイティブに統合される」と説明している。

 このソリューションは、今後90日以内に利用可能になる予定だという。