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米国を拠点とするRIVAとJMAが、米国空軍研究所のローカル5Gネットワーク契約を締結。世界で唯一の100%ソフトウェアRANソリューションであるXRANを提供

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 RIVA Networks(以下、RIVA)は10月24日(ニュージャージー州プリンストンおよびニューヨーク州シラキュース)、JMA Wireless (以下、JMA)と提携して、RRS (Rome Research Site)のAFRL (Air Force Research Lab:空軍研究所)のレガシー セルラーネットワークにローカル5G機能を追加する契約を獲得したと発表した。
 RIBAは「当社の資格と経験がJMAのローカル5Gソリューションと組み合わせることで、DoD (United States Department of Defense:米国国防総省)の設置の近代化を継続するための次世代ネットワークを提供する」としている。

 JMAは、世界で唯一の100%ソフトウェアRANソリューションであるXRANを搭載したローカル5Gネットワークと、ニューヨーク州ローマにあるAFRLの技術サポートを提供する。これには、4G、5G Sub-6GHz、5Gミリ波無線を備えた完全な5G NSAネットワークの提供が含まれる。
 RIVAは、JMAの5GネットワークをAFRLの既設レガシー セルラーネットワークと統合し、5Gモバイルサービスを提供するためのエンジニアリング サービスを提供する。

 国防総省は、軍全体にわたって、アメリカの5Gリーダーシップを推進するためのプログラムに積極的に取り組んでいる。RIVAは「このミッションクリティカルなテクノロジーは、あらゆる標準的なスマートフォンと互換性があり、連邦政府機関向けのモバイルデバイスの使用を増やす道を拓く。国防総省は、5Gに組み込まれた強化されたセキュリティプロトコルを利用して、重要なデータ、計画、およびインフラストラクチャを保護する予定だ」と説明している。

 RIVAのプログラムマネージャーであるJeff Lieb氏は「過去数年間に学んだテストと教訓に基づいて、JMAはUSAF/AFRLの特定の要件を満たす最高のメーカーとして選ばれた」とコメントを出している。

 JMAのゼネラルマネージャーであるRishi Bhaskar氏は「RIVAは、世界で最も先進的なローカル5Gネットワークを展開する上で、理想的なパートナーだ。私たちは、5G製品を国内で設計、コーディング、製造する唯一の米国を拠点とする企業として、我が国が長い間失っていたワイヤレス業界のリーダーシップを取り戻すのに役立つ全米チームの一員であることを誇りに思っている」とコメントを出している。

編集部備考

  • JMA Wirelessは2021年11月に、京セラと5Gミリ波バックホールシステム開発契約を締結したことを日本と米国で発表している。京セラの長年培ってきた無線基地局開発技術と、JMA Wirelessの仮想化ベースバンド技術XRANを組み合わせたシステムを共同開発するのが狙いだ。また、回線の品質、多接続の要件についてはソフトバンクの知見を共有することで、日本国内および海外のニーズに対応できる製品となるように開発するという。京セラとJMA Wirelessは「これにより、基地局設置工事の時間とコストを低減し5Gサービスエリアの迅速且つ安価な構築に貢献する」としている。(当サイト内関連記事)