CiscoとVerizonは3月29日(バスキングリッジとサンノゼ)、自動運転車技術のコンセプト実証デモで協力したと発表した。

　デモはラスベガスで実施され、セルラーおよびMEC (Mobile Edge Compute)技術により、従来のように高価なRoadside Units(道路側無線機)を使用して無線信号を拡張しなくても、自動運転ソリューションを実現できることが示された。
　両社は「今回の結果により、公共MEC技術が存在するラスベガスのような都市で、自律/無人のラストマイル配送ボットやロボットアクシスなどのアプリケーションに必要な情報を供給するための、より簡単で効率的なルートが拓かれる。さらに、都市や道路事業者は、歩行者保護、緊急および輸送車両のプリエンプション、オンランプおよびオフランプ保護(積載されたトラックが安全に合流またはブレーキをかけるために自律誘導を必要とする場合など)、および信号機で交差点に近づく車両を含む可能性のあるC-V2Xアプリケーションを使用して、より安全な道路を作成できる」としている。