Nokiaは2月17日(エスポー)、通信サービスプロバイダ(CSP)が新しいサービスとネットワーク管理ツールで5Gネットワークを収益化するのに役立つソフトウェアソリューションを導入するにあたり、進捗が遅れていることを示す新しい調査を発表した。

　Nokiaは「3G/4G時代の従来のデータプランを超える収益を生み出すために、新しいサービスの提供とアプリケーション開発エコシステムを使用して、レガシーな収益化システムを最新にする必要がある。事業者がスライシングなどの新しいサービスをより迅速かつ大規模に提供できるようにする新しい収益化システムは、CSPや企業がネットワーク投資のより迅速な利益を実現するのを支援する重要なイネーブラーだ」としている。
　しかし、Nokiaが委託した世界100社のCSPを対象にした世界調査では、5G対応ビジネスモデルのニーズを満たすのに十分なビジネスサポートシステム(BSS)を持っている回答者はわずか11%だった。BSS は、収益化ツールを含むビジネス アプリケーションの重要なパッチワークであり、CSP が課金や課金などの機能を通じて業務とサプライチェーンを管理し、顧客体験を確実に提供するための重要なパッチワークだ。
　調査回答者の98%は、適切で最新の収益化ツールを設置するために、今後数年間でBSSを変更する必要があるとの見解を示したという。