US Igniteは3月30日(ワシントン DC)、Project OVERCOMEにおいて7つのコミュニティに助成金を授与することを発表した。US Igniteは「少なくとも1700万人の米国居住者は、リモートワーク、オンライン学習、および遠隔医療に必要な基本的なインターネットアクセスを享受できていない。我々はProject OVERCOMEを通じて、こうしたブロードバンドサービスの行き届いていない人々にリーチするための革新的な技術的アプローチとコミュニティ エンゲージメント アプローチを組み合わせた複数のブロードバンドの取り組みを開始し、監督する」とプロジェクトの目的を示している。

　米国国立科学財団(NSF)は同プロジェクトに225万ドルの資金を提供。Schmidt Futuresは財務および戦略的パートナーとして参加し、45万ドルを追加してProject OVERCOMEの地理的範囲をさらに拡大した。
　NSFのディレクターであるSethuraman Panchanathan氏は「パンデミックはブロードバンド接続が私たちの生活にとってどれほど重要であるかを明らかにした。デジタル・ディバイドを解消するための単一のソリューションは存在しないので、コミュニティ、技術者、社会科学者を集めて、すべての人にブロードバンドアクセスを拡大するための複数の新しいアプローチを追求する必要がある」とコメントを出している。