完全100Gシングルラムダチップセット【セムテック+マルティファイ】
海外TOPICS 有料セムテック(Semtech Corporation)とマルティファイ(MultiPhy Ltd)は、シングルラムダ、100G Ethernet光モジュール向けに業界初の完全PHY/PMDチップセットが直ちに提供可能と発表した。シングルラムダ100G技術は、テラビットネットワーキングのコストを飛躍的に下げると見られており、次世代ハイパースケールデータセンタ、今後の5Gワイヤレスネットワークの建設にとって重要コンポーネントである。
新しい100Gチップセットの特徴はセムテックのFiberEdgeプラットフォームとマルティファイのFlexPHyプラットフォームにより、IEEE 100GBASE-DR標準に準拠したQSFP28光モジュール向けに完全最適化されたシームレスなPHY/PMDソリューションを提供する点にある。100G Ethernet DRシングルラムダ仕様は、次世代データセンタ実装の決め手である。
FiberEdge GN3289は、PAM4変調を使った100G Ethernet動作向け56GbaudリニアAGC ROSA。それは、コスト効果のある100Gモジュール用に設計された低い群遅延変動と高直線性に最適化されたセムテックのTIAアーキテクチャをベースにしている。
FiberEdge GN1189は、PAM4むけの56Gbaud変調器ドライバ。その高帯域と全高調波歪(THD)により、クラス最高のリンクパフォーマンス用の高品質トランスミッタが可能になる。その低消費電力は、モジュール全体の消費電力を減らし、モジュールとシステムの熱管理を容易にする。
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