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集積光回路で量子データのルーティングに光共振器を使用【TU Wien】

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 TU Wien(ウィーン工科大学)で、ラウンドアバウトのような2つの光ファイバの交点で軽粒子の流れを調整するナノスケールの光学素子の作製が可能になった。光パスのコントロールに単一原子を使った。

 通常の道路交通と同様に、光信号処理で交差点は不可欠である。衝突を回避するために、明確な交通ルールが必要とされる。光信号にそのようなルールを適用するために新しい方法が、TU Wienで開発された。この目的で、2本のガラスファイバをその交差点で結合して光共振器とした。ここで光が回り、ラウンドアバウトにおける場合と同様の振る舞いをする。原子が、次の出口で光が常にラウンドアバウトを出ることを保証する。このルールは、例え光が個々のフォトンだけでできていてもまだ有効である。そのようなラウンドアバウトは、したがって、集積光チップにインストールされる、これは光信号処理の重要なステップである。

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