光通信、映像伝送ビジネスの実務者向け専門情報サイト

光通信ビジネスの実務者向け専門誌 - オプトコム

有料会員様向けコンテンツ

高速・高密度インタフェース仕様を発表【SFP-DD MSA】

海外TOPICS 有料

 スモールフォームファクタ・プラガブルダブルデンシティ(SFP-DD) マルチソースアグリーメント(MSA)グループは、SFP-DDプラガブルインタフェースの最初のハードウエア仕様と図面を発表した。SFP-DDは高速、高密度ネットワーキング装置を可能にする設計なっている。エンタプライズ環境で最大3.5W光モジュールのサポートを目標にしており、SFP-DDフォームファクタは、ダブルデンシティインタフェースを達成し、異なるメーカーが製造したモジュールコンポーネントの機械的互換性を保証するという技術的課題に対処する。

 SFP-DD電気インタフェースは、既存のSFPプラガブルフォームファクタを元に拡張する。SFPはデータセンタや他のネットワーキングプラットフォームで広範に採用されているインタフェースである。

 レーン密度とデータ速度を2倍にすることでSFP-DDインタフェースは、増え続けるポート密度要求、および次世代アプリケーションの拡張性対処に役立つ。最初のフォーカスはサーバ側のインタコネクト。SFP-DDポートは、QSFP-DDスイッチポートとともに、ネットワークアプリケーションにおけるポート密度を全般的に2倍にする。

 SFP-DDハードウエア仕様と図面は、重要なモジュール、プラグ、ケージ特性を定義している。SFP-DDモジュールとダイレクトアタッチケーブルプラグは、共通の機械的外形を使用する。モジュールとプラグは、挿入時にケージとのセルフロック手段となる。SFP-DDベースのネットワーク装置は、レガシーSFPモジュールとケーブルおよび新しいダブルデンシティ製品をサポートする最適な設計柔軟性を持つ。

この記事は会員限定です。新規登録いただくか、会員の方はログインして続きをお読みください。